【9月3日(土) 鹿児島ユナイテッドFC戦】マッチデープログラム 鈴木拳士郎選手インタビュー(全編)

【9月3日(土) 鹿児島ユナイテッドFC戦】
マッチデープログラム
鈴木拳士郎選手インタビュー(全編)

“「ピッチで応援されるようなチームに」。
沼津市愛鷹で育った鈴木拳士郎が抱くクラブと共に地元を盛り上げたいという思い。”

Q:沼津市愛鷹で生まれ育ってきたが、アスルクラロ沼津に在籍して感じていることは?

鈴木:沼津に帰ってきて改めて思うのは、いろんなところにポスターが貼ってあって、地域の人たちが応援してくれているのはすごく感じています。

Q:Jリーグのクラブになる前はどのような存在でしたか?

鈴木:僕が小さい頃はJリーグクラブではなかったですが、ジュニアユース(旧ACNジュビロ沼津)も強かったので、昔はそこに入っているだけでうまいみたいな、そこを目指して頑張ろうと言っている人たちも多くいたので、子どもたちのお手本になる存在だったと思います。

Q:今のクラブとしての現在地を地元出身選手としてどのように感じていますか?

鈴木:県内で言えばジュビロ磐田や清水エスパルスは、昔からあるチームなので仕方ないところはありますが、そこと比べてもまだまだサポーターの数も少ないですし、静岡県東部地域に1つしかないクラブなので、もっと盛り上げていきたいという思いは強いです。
そういう人を集めるために僕たち自身がピッチで応援されるようなチームにならなければいけないし、順位も含めて観に来た時に楽しかったと思ってもらえるようなサッカーをしなければいけないと思います。
そこに対して必死になってやらないといけないとすごく感じています。
応援してくれる人がたくさんいるからこそ、僕たちはサッカーで恩返ししなければいけないです。
そこがまだまだ足りないという思いがあります。

Q:どういう魅力をピッチ内で発信したいですか?

鈴木:もちろん勝つことで楽しかったと思ってもらえるのが一番ですけど、仮に負けてしまっても、観に来て楽しかったと思えるようなサッカーがしたいですね。
そのために球際や負けている時に最後まで攻撃することで諦めない姿勢をピッチ上で見せることができれば、仮に負けてしまったとしても何か心に残ると思うので、そういう人の心に何か残るようなサッカーをしていきたいですね。

Q:そこがクラブとして長年培ってきた特長ですからね。

鈴木:僕は中学の頃に吉田さん(吉田謙前監督)に教わっていますが、Jリーグに参入する前から吉田さんが監督をやっていた試合を見ていましたけど、やっぱりあの人の気持ちはすごいなと思います。
サッカーの形もすごく大切だとは思いますが、そういう気持ちの部分をもう一度見直して、もっと選手としても見せていけると思うので、自分自身が中心となりながらやっていきたいという思いは強いですね。

Q:そういう魅力をピッチ内で伝えていくために今年はポジションにも変化があった中で、どんなプレーを見せたいですか?

鈴木:前から言っているのですが、得点にはもっとこだわりたいというのはあります。
もちろん自分がゴールを決めて勝つことが嬉しいですが、それ以上にチームが勝つことが一番なので、自分も得点だけにこだわり続けるのではなく、自分には守備の部分での魅力があるので、前からの守備という部分はサポーターにも観てもらいたいと思います。

Q:地元にあるこのクラブを何とか盛り上げたいという強い思いを感じました。

鈴木:最初は、自分が生まれ育った街にJリーグクラブができるとは思っていなかったです。
みんな東部地域の子どもは、エスパルスの試合を観戦しに、僕自身も毎週行っていました。
ただ静岡県内にクラブが増えたことでもっとサッカーに興味を持ってもらえる子どもが増えたと思いますし、そういう部分は大事にしていきたいです。
そのクラブにいる一員として、サッカーの魅力をもっと伝えていきたいと思っています。
沼津市の少年団に顔を出したりと、このクラブのことだけではなく、サッカーの魅力をどんどん発信していきたい。
将来的にアスルクラロに入ってくれることがクラブの未来につながると思うので、今はそういった魅力を伝えていきたいと思っています。

Q:クラブの魅力を伝えていくためにどんなことをしていきたいですか?

鈴木:沼津の魅力を知らない人に伝えたいので、SNSをうまく活用したり、昨日みたいな違う業種の人たちがいるようなイベントに参加して、まずはアスルクラロを知ってもらい、そこから家族や友達を連れてきてもらって、観戦してもらうことで沼津の良さをもっと知ってもらえると思います。
少しずつの積み重ねだとは思いますが、そういう取り組みをピッチ外でもしていきたいと思っています。
何かイベントがあればどんどん参加するので、呼んでください(笑)。

Q:もっと沼津というクラブをいろんな人たちに認知してもらうことが大切ですか?

鈴木:やっぱり、県外の人たちにとってはアスルクラロが『沼津』まで言わなければどこ?となると思うので、アスルクラロというフレーズだけでも沼津のチームだとわかってもらえるようなクラブにしたいと思っています。
そこは僕をはじめ選手たちももっと努力しなければいけないなと思っていますね。

Q:沼津という街の魅力はどこにありますか?

鈴木:自然もあって、最近では商業施設もできました。
都会だと人が多くて疲れますけど、沼津はちょっといけば山があって、少し下れば海もあるので、僕としてはすごく住みやすいというか、遠征とかで地方に行っても、帰りたいな~とすごく思うんですよ(笑)。
遠征から帰ってきた時は、やっぱり安心感があるとすごく感じています。
僕自身は自然が大好きで、よく海も行くし、いまだに山でクワガタを捕まえたりもします。
ご飯も美味しいですし、なんと言っても沼津港は最大の魅力だと思います。
東京も近いので、めちゃくちゃ住みやすい。
あとは伊豆も大好きで綺麗なところばっかりじゃないですか⁈そこはすごく魅力かなと思いますね。

Q:最後に、この試合に足を運ぶ沼津市民、ファン・サポーターに向けたメッセージをお願いします。

鈴木:僕たちにできる沼津の魅力を発信するのは、まずサッカーを見てもらうことで、“アスルクラロ沼津ってこういうチームなんだ”というのを相手チームのサポーターを含めて知ってもらうことです。
アスルクラロ沼津というクラブをキッカケに、全国の方に沼津という街を知ってほしいです。
自分達がサッカーで発信して、沼津の魅力を知ってもらうことで、全国からたくさんのお客さんが来てもらえるようになれば、もっと盛り上がっていけると思います。
まずはピッチから沼津の魅力を伝えていきたいと思います。

interviewer:森亮太