栃木SC戦監督コメント

2025/08/16

本日行われました、明治安田J3リーグ23節「栃木SCvsアスルクラロ沼津」の中山雅史監督記者会見コメントについてお知らせいたします。

 


レフェリーの判定にはかなり不満もありますし、「なんで?」という思いもいろいろあります。ただ、その中でも選手たちは懸命に闘ってくれましたし、一時は逆転できたというところは自分たちの力だと言えます。反対に、その後に逆転されてしまったのは、まだまだ力不足だとも言えます。

セットプレーの場面で、どれだけ注意できていたのか、集中できていたのか。ほんのちょっとの隙を突かれたり、わずかに間合いを広げられたりして、それが失点につながってしまいました。その「ちょっとの差」を埋めていかない限り、なかなか勝利は手に入れられないのかなと思います。そこをもっともっと自分たちに課して、打ち込んでいかなくてはいけないと感じています。

 

Q.前回対決は0-0のスコアレスドローでした。今回は両チーム合計で5ゴールをあげました。改めて栃木SCとの再戦に向けて注意してきたことやチームで共有してきたことがあれば教えてください。

相手が前から来るだろうと予測していたので、そこをどうやってプレスを剥がしていくかということ。そして攻撃面では、相手のロングキックに対するきちんとした帰陣、さらにプレスバックやセカンドボールへの反応、そういったところをしっかりやっていこうと伝えてきました。その部分はある程度、選手が表現してくれたと思います。
ただ、失点の場面では少し緩みが出てしまったのかなと思います。自分たちで修正するというよりも、もっと強い集中力を持って臨まなくてはいけないと痛感しています。

Q. 前半はロングボールからセカンドを拾って、FKを奪う形が有効に見えました。その狙いとプレーぶりをどう評価していますか。
選手たちは本当によく闘ってくれたと思います。ピッチの中にはさまざまなエリアがあって、その中で「何をしなくてはいけないのか」をアプローチしてきましたし、ある程度はやってくれました。
ただ、その状況でどういった判断を下せるかによって、さらに質の高いプレーを求めていけると思いますし、それは両輪だと思います。オフの期間中にもそういった部分はしっかりアプローチしてきたつもりですが、まだまだ甘さが残っていたのかなとも感じています。