【クラブ創設35周年記念手記:6回目】スルガ銀行株式会社

このたびはアスルクラロ沼津が創設35周年を迎えられましたことを心よりお祝い申しあげます。
地域に根ざしたクラブと当社の関係は、単なるビジネスの枠を超え、地域創生の重要な要素となっています。
1.アスルクラロ沼津の誕生と成長
アスルクラロ沼津は1990年に設立され、地域のサッカー文化を育むために誕生しました。初めは小さなクラブでしたが、地域のサポーターや企業の支援を受けながら、徐々に成長を遂げられました。当社もアスルクラロ沼津がJFLに加盟した2014年にスポンサーシップ契約を締結し、クラブの活動を支援して参りました。そして、アスルクラロ沼津を通じて地域の人々が集い、共感し、一体感を生み出してくれることを期待し、これまでも応援を続けて参りました。
2.現在の姿
現在、アスルクラロ沼津はJ3リーグに所属し、地域のサッカーファンに愛されるクラブとして成長を続けています。選手たちは日々のトレーニングに励み、地域の子どもたちに夢を与える存在となっています。また、クラブは地域貢献活動にも力を入れ、地域の学校や福祉施設との連携を深めています。
2022年には、愛鷹広域公園多目的競技場の照明問題により、Jリーグライセンス取り消しの危機に直面しました。この危機を乗り越えるために、地域のサポーターや企業、県東部の市町も一丸となって支援を行い、無事にライセンスを維持することが出来ました。当社も微力ながらその一翼を担えたと思っております。この経験は、地域の絆の強さを再確認する機会となり、私たちの結束を一層深めることとなりました。
また、当社では2022年7月より、地域の活性化およびスポーツ振興に貢献するため、アスルクラロ沼津の応援キャンペーン「沼津オールブループロジェクト」に静岡県東部の全店舗が参加しています。このプロジェクトは、地域の皆さまと共にアスルクラロ沼津を応援し、地域の活性化を図ることを目的としています。
さらに、スルガ銀行沢田寮では、アスルクラロ沼津と共同で周辺住民の方々を交えた防災訓練を実施しています。地域の安全を守るための取り組みは、私たちの地域貢献の一環であり、地域の皆さまとの信頼関係を築く大切な活動です。
3.未来への展望
2025年も、地域の皆さまにとって身近で信頼される金融機関であり続けるために、地域密着型のサービスを提供していきます。アスルクラロ沼津との連携を通じて、地域の皆さまにとって「あってよかった、出会えてよかった、と思われる存在」としての役割を果たしていきたいと考えています。当社も遅まきながら4月に地域創生室を開設し、地元への更なる貢献を進めて参る所存です。アスルクラロ沼津への支援をはじめとする活動を有機的に結びつけ、更なる地域貢献が果たせればと考えております。
さらに、アスルクラロ沼津の監督である中山雅史氏は、かつて当社のブランド・アンバサダーとしてCMにご出演いただいたこともあり、私たちの関係は深いものがあります。中山監督の存在は、クラブの象徴であり、地域のサッカーファンにとっても特別な存在です。中山監督の指導の下、選手たちが成長し、地域の期待に応える姿を見せてくれることを期待しています。
4.皆さまへのお願い
アスルクラロ沼津の35周年を祝うこの特別な年に、私たちスルガ銀行は、地域の皆さまにあらためて応援をお願いしたいと思います。「行こうよ愛鷹」を合言葉に、クラブの試合に足を運び、選手たちを応援することで、地域のサッカー文化を共に育んでいきましょう。
私たちの目指す未来は、アスルクラロ沼津とスルガ銀行が共に手を取り合い、地域の皆さまと共に歩んでいくことです。35周年を迎えるアスルクラロ沼津と、地域創生に取り組むスルガ銀行の未来に、ぜひご期待ください。
私たちの活動は、地域の皆さまの応援があってこそ成り立っています。これからも、アスルクラロ沼津とスルガ銀行が共に歩む道を、皆さまと共に築いていきたいと心から願っております。どうぞ引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
スルガ銀行営業企画部
アスルクラロ沼津担当 小沼 友和