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創立30周年を迎えるにあたって ―みなさまのおかげです 感謝―

 

アスルクラロスルガ株式会社

代表取締役副会長 山本浩義

 

 クラブに関わる関係各位の皆様には、日頃よりクラブ運営に対し多大なるご理解、ご支援、ご協力を賜り、心より厚くお礼申し上げます。
弊クラブも2020年4月26日をもちまして、創立30周年を迎えることになりました。
地域コミュニティの中核として、多世代、多趣向、多種目にわたる生涯スポーツ活動、トップアスリートの育成、又は地域文化振興などに関する事業を行い、青少年をはじめとする地域住民の心身の健全な育成と地域企業との連携による地域の活性化を図り、地域の皆様と共に、明るく豊かなまちづくりに寄与することを理念に掲げ、総合型スポーツクラブとして1990年に沼津セントラルスポーツクラブという名称で会社を立ち上げました。設立当時は4つの幼稚園、総勢73名の幼稚園児のサッカースクールから始まりました。この時にサッカースクールを展開させていただいた、象山幼稚園、あすなろ幼稚園、エンゼル幼稚園、石鍋幼稚園(東京)の理事長先生、園長先生には、感謝の言葉しかありません。皆さんがいなければクラブの存在はありませんでした。


 10年ひと昔と言いますが、30年の経緯を10年間のスパンで考えていくと、はじめの10年間はまさにクラブを運営していくことで精一杯でした。その時にクラブの考え方や指導の在り方にご理解をいただき、我々を信頼してくれて、クラブに子供をあずけていただいた保護者の皆様にも感謝の気持ちしかありません。

創生期にクラブに関わっていただいた保護者の皆様には広報活動もよくしていただき、会員数は徐々に増えていきました。素晴らしいスタッフとの出会いもあり、活動の場を広げていくことができました。同時に総合型スポーツクラブとしてサッカー以外の競技にも目を向け、新体操やテニスの指導者との出会いがあって、総合型スポーツクラブとしての礎ができました。


 10年目から20年目にかけては、総合型スポーツクラブとして、更に多くの競技と関わること、地域の皆さんと関わること、そしてスポーツ環境を整えていくことに力を注ぎました。クラブとしては2つの大きな挑戦がクラブを大きく成長させてくれたと思っています。

1つ目は2004年に完成させたサッカー場(セレステグランド)です。これまでクラブとは無関係だった多世代の方が、フットサルリーグや、8人制サッカーリーグヘ参加することで、クラブとのつながりが持てるようになりました。また、テニスコートやフットサルコートの増設により、多競技、多趣向への広がりもできました。
 2つ目は2007年にエンジョイ&コミュニティサポートというNPO団体(現在は一般社団法人アスルクラロスポーツクラブへ移行)を立ち上げたことです。弊社独自で活動できないスポーツ競技については地域の指導者の方にご協力をいただき、新たなスポーツ活動の場を提供していきました。それが自閉症児のサッカースクール、バレーボール教室、ハイキングクラブ、陸上教室などです。

 この時にグランドづくりやNPO組織づくりに力を貸してくださった皆様、また指導者として協力してくれたスタッフにも感謝しかありません。一方でアスリートの育成もクラブの使命と考え、「強化」「育成」の両輪で各種スクール活動を展開していくことをクラブ方針に定め、活動が始まりました。今では珍しくありませんが、東部地域で中学校年代のクラブチームとして最初に登録したのも弊クラブです。

 

 その後の10年間については、クラブを巣立った子供たちが成人となって、地域へ戻り始めたので、クラブのシンボルチームとして、地域の子供たちが目標とできるような、TOPチームの育成に2009年より力を注ぎました。現実的にはJFL(日本サッカーリーグ)を目指していましたが、2014年からJ3リーグが始まるということで、2013年にJリーグへの準加盟申請をしました。結果的には最終選考で敗れ、初年度からのJ3チーム参入とはなりませんでしたが、運よくJFLへ昇格が決まり、2014年から全国リーグを戦うことになりました。

 ここからはJクラブ参入へ向けて、新たな挑戦が始まりました。

地域密着クラブとして、地域の皆様、地域企業の支援、行政との連携など、今までとは比較にならないほど、地域とのつながりの強化が必要であることを感じました。そしてスポーツを通じて地域に何が還元できるかということを日々考えるようになりました。幸い2016年にJ3に昇格が決まり、今は次のステップアップヘ向けて一歩一歩準備を進めています。弊クラブはJリーグ56クラブの中でも、スモールクラブだと思います。でも、我々がこれまで30年間培ってきた総合型スポーツクラブとしての役割は、Jクラブの中でもトップレベルにあると思っています。いつの日かサッカースタイルやレベル的にもトップに肩を並べたいと思います。地域との団結力、ファンの温かさ、総合型スポーツクラブとしてのポテンシャルの高さ、そんな部分ではどこのチームにも負けたくないです。
 

 これからの10年は、J2昇格、日本代表選手の排出を目指しながら、スポーツを愛する地域の皆様と共に「夢」のあるスタジアムづくりを進めていきたい、そして総合型スポーツクラブの拠点となる場所をいくつか広げていきたいと考えています。
 サポーター、スポンサー企業、行政、サッカー協会など多くの地域の皆様に支えられていることに感謝してこれからも邁進していきますので、今後ともご支援ご声援の程宜しくお願い致します。