FC琉球戦 監督コメント
本日行われました、明治安田J3リーグ第35節「FC琉球vsアスルクラロ沼津」の鈴木秀人監督記者会見コメントについてお知らせいたします。
まずは、遠い沖縄までアスルクラロサポーターが来てくれた中で、勝点3を取れたことは非常に大きいと思います。ここまで足を運んでくれたサポーターの皆さんの声が、間違いなく最後のゴールを呼び込んでくれたと思っています。本当に感謝しています。
試合内容については、暑さもあって立ち上がりにピリッと入れず失点してしまいました。ただ、「守備から入ろう」と話していた中で、前半終了間際に守備から得点を奪えたのは非常に大きかったです。最後、勝ち越した後に失点したことは反省点ですが、ここ数試合の課題だったメンタル面で、選手たちがよく乗り越えて勝ち越しゴールまでたどり着いてくれました。今のチームにとって非常に意味のあるゲームになったと感じています。
Q.残留争いの中迎えた一戦、アウェイでの勝利が少ない中、精神力としても非常に高かったと思います。本日の勝利をどのように評価されますか。
残留に向けてやっていく中で、メンタル面での課題が非常に多く、それが勝点につながらない試合もありました。僕が監督になってからもメンタルの部分をずっと言い続けてきて、ハーフタイムでも「必ず逆転しよう」と伝えました。選手たちがこれまでの課題を乗り越えてくれた結果が今日の勝点3ですし、その価値は3以上だと思っています。
Q.追いかける展開の中で柳町選手が高い意識を持ってボールを奪いに行き、得点をとりました。同点ゴールのシーンはどのようにみられていますか。
琉球さんはしっかりボールをつないでくるので、試合の中で1〜2回は必ずああいったチャンスが来ると分析していました。「行ける時はしっかり行こう、周りも必ず反応しよう」と話していたので、狙い通りの形で得点できました。メンタル的にも非常に良い影響を与えるゴールだったと思います。
Q.最後の篠﨑選手、宮㟢選手がセットプレーからゴールを決めました。琉球戦においてのセットプレーではどのような準備をしてきましたか。
今シーズンはセットプレーからの得点が少なく、それで勝点を落とした試合もありました。地道に改善し続けてきた中で、琉球さんの分析を踏まえて狙うポイントも準備していました。続けてきたことが、この大事な試合の大事な時間帯で形になったのは選手たちの自信にもなるはずですし、本当に大きかったと思います。

















