【クラブ創設35周年記念手記:18回目】杉山盛雄氏
アスルクラロ沼津のクラブ設立35周年、誠におめでとうございます。
関係者の皆さま、選手やスタッフの方々、そして日頃より温かいご支援をいただいている地域の皆さま、サポーターの皆さまに心よりお祝い申し上げます。
1990年4月、「沼津セントラルスポーツクラブ」として歩みを始められたアスルクラロ沼津は、地域の子どもたちの育成とスポーツ振興を願い、地域に根ざした活動を着実に重ねてこられました。
その後、2006年には「アスルクラロ沼津」へとクラブ名を改め、よりプロフェッショナルな体制を整えながら、地域にとって誇りとなる存在へと成長を遂げてこられました。
クラブ名に込められた“Azul(青)”と“Claro(明るい)”という言葉は、未来に向けた希望の象徴であり、その名のとおり地域の皆さまの期待を背負いながら歩み続けておられることを感じさせます。
これまで静岡県リーグから東海社会人リーグを経て、2013年にはJFLへ参入。
さらに2017年からはJ3リーグの舞台に進出し、初年度に3位という素晴らしい成績を収められたことは、クラブの実力と地域の支えが一体となった成果であり、沼津市に大きな希望と誇りをもたらしました。
以降も安定した戦いを続け、2024年シーズンにはJ3リーグで10位の成績を収めるなど、確かな成長の歩みを示しておられます。
そして、2023年10月にJ2ライセンスを正式に取得されたことは、クラブ運営の堅実さと地域貢献、財政面での努力が実を結んだ証と深く敬意を表する次第です。
アスルクラロ沼津の取り組みは単に競技面にとどまらず、アカデミーの充実や地域イベントの開催といった多方面で地域と密接に連携し、スポーツ文化の振興に大きく寄与しておられます。
さらに、2023年からは中山雅史監督の指揮のもと、チーム一丸となってさらなる飛躍を目指し日々精進されている姿勢は、地域の皆さまに希望を届けるだけでなく、スポーツを通じたまちづくりの模範としても誇るべきものと確信しております。
静岡県議会議員
杉⼭ 盛雄