【クラブ創設35周年記念手記:5回目】菅井拓也選手

今年でクラブ創設35周年を迎えることができました。創設者の山本浩義さんをはじめ、クラブの発展にご尽力された皆様、パートナー企業の皆様、ファン、サポーターの皆様、歴代の選手達の力がなければ35周年を迎えることができませんでした。皆様の想いが繋いでくれたと思っています。
私はアスルクラロ沼津に来て9年目になります。Jリーグ昇格初年度の優勝争い、コロナ禍、照明の問題、J2ライセンス取得と多くのクラブの転機に巡り合い濃い時間を過ごさせていただきました。
1年目に加入した時に当時の監督吉田謙さんから東部地域への想い、サッカー不毛の土地、アスルクラロ沼津が地域の為に闘い盛り上げるんだと強く何度も話していたのを今でも思い出します。いつも言っていた「東部地域の為に」がアスルクラロ沼津の使命であり、担っていかなければいけないと思います。
東部地域の為に頑張らなければいけないのにいつも地域の皆様の支え、温かさを感じています。僕らを応援してくれる数多くのお店があること。僕らを雇用し応援してくれる企業があること。多くの皆様の支えがあってサッカーができているということ。とても感謝しています。そして多くの人と出会い、囲まれてサッカー選手としてだけではなく人として大きく成長させていただきました。
アスルクラロ沼津の良さ、地域の為に何ができるのか。私自身このクラブに長く在籍させもらっているからこそ常に考えて、伝えていく。
「愛されて勝つ」山本浩義さん、吉田謙さん、尾崎瑛一郎さん、歴代の選手が繋いできてくれた想いをこれからも大事にしていきたいと思います。
アスルクラロ沼津
2025キャプテン 菅井 拓也

