FC岐阜戦 監督コメント
本日行われました、明治安田J3リーグ第12節「FC岐阜 vs アスルクラロ沼津」中山雅史監督記者会見コメントについてお知らせいたします。
立ち上がりの3失点は痛かったですが、それも自分たちの力です。その後、なんとか2点を返したのも自分たちの力です。ただ、最後のところで力及ばなかった。そのことをしっかりと受け止め、次に繋げていくしかないと思っています。
選手たちもかなり疲労し、結果によって落ち込んでいる部分もあると思いますが、落ち込んでいる暇はありません。日々のトレーニングの中で、また強くなるために自分たちに矢印を向けて闘っていければと思います。
Q.久々の複数得点でしたが、攻撃面をどう評価されていますか。
最初は相手のプレッシャーに屈していた部分もありましたが、そこから判断を良くし、相手の裏や背中を取る部分をより積極的にやれれば、ボールをつなげないこともなく、前進することもできたと思います。それをさらに精度を上げていかなくてはいけないと思っています。
得点は取れましたが、要所要所でイージーなミスが多すぎると感じています。それをしっかりと受け止め、次に繋げなくてはいけないと思います。
Q.前半3失点したところで、バタバタしてしまった要因はどこにあると思われますか。
相手のやり方に戸惑った部分があったのかなと思います。相手のサイドバックが中に入ってくると同時に、ボランチなどの中の選手が外に行く、この受け渡しやマーキングで相手に自由にやらせてしまった部分と、ディフェンスのラインコントロールでうまくいかず、相手に押し込まれてしまったことが要因だと思います。
そこからのクロスが入ってしまった部分もありました。これらは当然修正していかなくてはいけません。相手の状態をしっかりと見ながら、自分たちのプレーに反映していく必要があります。
Q.そんな中でも強い気持ちで2点を取り返しましたが、HTなどで修正した点を教えてください。
もっとサイドから仕掛けていくことができれば、中を狙う意図は持ちつつ、相手との駆け引きの中で背後を取るような動きを増やしていけると考えていました。そこから再び中へ、相手が中央に絞ってきたら外へ、といった形の繰り返しでした。
選手たちはポジション取りやボールのつなぎ方、運び方の中で、そういった部分は見せてくれましたが、やはり一番大切なのはゴールを奪うこと。その姿勢と精度を今後さらに高めていく必要があります。