ヴァンラーレ八戸戦 監督コメント

2025/05/03

本日行われました、明治安田J3リーグ第11節「アスルクラロ沼津vsヴァンラーレ八戸」の中山雅史監督記者会見コメントについてお知らせいたします。

 


 

結果もそうですし、内容においても自分たちの未熟さを痛感した試合でした。
一つひとつのプレーを、もっと大切にしなければいけないと感じています。
当然、それはトレーニングの中から高めていくべきことですし、意識の改革も必要だと感じています。
選手たちはグラウンドの上でしっかり闘ってくれていますが、その闘いが勝利に結びつくようにしなければいけないと思っています。

 

Q.八戸の守備が硬い印象を受けましたが、中山監督はその辺りどう見られたでしょうか。

前や裏への動きが足りなかったかなと。止まっている場面が多かったという印象があります。
そうなると、当然相手も動かなくなり、スペースも生まれず、つけ入る隙も出てこないのかなと感じています。
そこをもっと積極的に仕掛けていければと思います。
ボール保持者に対して、どうサポートしていくのかも重要になってきますので、まずはボールをそこまで運ばなければいけません。
前倒し前倒しで、ボールをキープしながら前進していく。
素早くポジションを取り、素早く前進できればそれが一番だと思いますし、それを第一に考えながら、もしそれができなかったときには、自分たちでしっかりボールをつないでいく方向へシフトしていく必要がある。
その際に、今ボールがどこにあるのかによって、前線の選手、あるいはそれに関わる選手がどういった動きやプレーをするかが重要になってくると考えています。

 

Q.なかなか勝てていない中でも、守備が大崩れしていないところをどう評価されていますか。

守備がどれだけ安定できるかが、試合を左右する大きな要素だと思います。
前からどれだけプレッシャーをかけられるかも重要ですし、もちろん守備陣が最後の場面で踏ん張ってくれているのもあります。
ただ、それに対して後ろがしっかり予測できるかどうか、という点も関わってきます。
守備陣だけを評価するのではなく、チーム全体としてどう守っていくのか。その粘り強さやひたむきさが重要なのかなと。
「チャレンジ&カバー」とよく言われますが、そういった基本的なところをどれだけ真面目に、やりきれるかが大切だと考えています。

 

Q.中2日で岐阜との対戦です。そこに向けてはどういった調整をしていくのでしょうか。

今日出場した選手たちは、しっかりと回復に努めたいと思いますし、それ以外の選手たちは「自分がやってやるんだ」という想いを持ってトレーニングしてくれることを期待しています。
その中からメンバーを選んでいければと思います。